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日々のぼやき

羽衣のくだらない日常や、小ネタなど。 拍手返事もここで。

2024'05.12.Sun
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2009'06.06.Sat

こんばんは、羽衣です。

また性懲りもなくサエ樹です。
しかもちょっと下品です。
そういう表現はないのですが、なんとなくそれの前っぽい感じなのでお気を付けください。

サエさんがすごく・・・・ヘンタイです。





「樹っちゃん!おねがい!一生のお願い!!」
「やーなーのーねー!!!!」


そんなやり取りも何回目だろうか。
今の時刻は深夜0時。
俺は樹っちゃんの家に泊まっている。
明日は休日。でも部活。
親が家の事情で居ないと知り、優しい樹っちゃんは俺を家に泊めてくれたのだけれど。


まぁ、俺も立派な中学生でして。
思春期真っ盛りでして。

そりゃね、好きな人が隣にいれば、ムラムラしてきちゃうわけですよ。


だからキスをして、眠そうに眼をこする樹っちゃんを本能のままに押し倒そうとしたのだけれど・・・



すんでのところで目を見開いた樹っちゃんは、俺を必死に押し返してきたのだ。

力は互角。
いや、ちょっと樹っちゃんのが強いかな。
でも、この体制的には俺のが有利だから、やっぱり五分だ。



そして、ぐぐぐ、と、お互い一歩も引かずに、押し合いながら今に至る。



「お願い!一回でいいから!一回ヤらせてくれるだけでいいから!!」
「やなのね!絶対やなのね!第一、明日部活でしょう!」
「だから一回で、いいって、ばっ!」
「この、馬鹿サエ!」


ガッ、と、おなかを膝で蹴られた。
いや、これはちょっと、シャレにならない痛さなんですけど。
昔から、樹っちゃんを怒らすと怖いことは知っていたけれど。
今、どうやら僕はその怖い樹ちゃんを召喚してしまったらしい。


「本っっっっ当にサエは馬鹿なのね!!」
「だ、だって・・・樹っちゃんが可愛いから・・・」
「・・・・もう一回食らいたいですか?」
「・・・・スミマセン」



おなかをさすりながら、俺はしゅん、と肩を落とした。




「やっぱり俺とするのは嫌?」



そう言って樹っちゃんを見上げれば、樹っちゃんは顔をふい、と背けた。



「・・・そうじゃ、ないのね」
「じゃ、なんで?」
「・・・夜更かし、嫌いですから」






そう言って呟かれた言葉に、俺が唖然としたのは言うまでもない。









******


まさかの理由でサエさんのいろいろなものがクラッシュしました(笑
樹っちゃんはこれくらい不思議っこでいいと思います。
樹っちゃんかわいい。


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羽衣
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ゲーム、絵、妄想(ぇ
自己紹介:
ゲームが大好きな現役腐女子(ぇ
生え際フェチであり、なぜか好きなキャラが29歳に偏る・・・。
とことんマイナー好きなので、どん引きされるのはしょっちゅう。
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