2009'06.07.Sun
こんにちは、羽衣です。
やっぱりギャグが書いてて一番楽しいな。うん。
63デーを惜しげもなく見逃したので、23で6→3前提地下組ギャグ。
くそっ…!私としたことが、ゲームに気を取られて63デーを忘れていたなんて…!
6に殺される。
やっぱりギャグが書いてて一番楽しいな。うん。
63デーを惜しげもなく見逃したので、23で6→3前提地下組ギャグ。
くそっ…!私としたことが、ゲームに気を取られて63デーを忘れていたなんて…!
6に殺される。
「なんなんですか!!なんでなんですか!!!」
「お、落ち着きたまえゼクシオン!」
「五月蠅いです黙ってなさい!」
キッ、と、鋭くゼクシオンににらまれ、ヴィクセンは肩をすくめた。
こうなるともう誰にも止められないことを、よく知っているからだ。
事の発端は、つい先日、忘却の城の任務に就かされたときからはじまる。
ゼクシオンは、ザルディンも当然来るものだと信じていたらしい。
しかし、彼はサイクスが読み上げたリストに載っていなかった。
そしてさらに、長期にわたる任務だと告げられ、別々になってしまった状況が長く続く、という(ゼクシオンにとっては)耐えがたい事実に、彼は早速三日目にして根を上げているのだった。
「こうしている間にも、ザルディンが何をされているかわかったものではありません!あのヘンタイがザルディンに触れていると思うだけで…はらわた煮えくり返る思いです!」
「わかったから、落ち着け。ゼク」
「そ、そうだ!落ち着きたまえ!お前の考えすぎだ!」
「貴方がたはあいつの危険性を知らないからそんなことが言えるのです!!」
ぎゃーぎゃーと、ヴィクセンとレクセウスにはまったく理解できない心配事をつらつらと挙げていくゼクシオンに、もうどうしようもない、と、あきらめの意を込めたため息を同時に吐いた。
ゼクシオンがザルディンに心底惚れているのは、今までのセリフを思い返せば明らかであるが、それにしても過敏になりすぎだ、と、ヴィクセンは思う。
それに、ゼクシオンが脳内で勝手に作り上げたザルディンよりも、確実に現実のザルディンの方がたくましいのだ。
そう簡単に背後どころか、触れさせることもさせないだろうに。
まったく、ゼクシオンの妄想力には毎度驚かされる。
「私はこの任務、降ります!私の穴はヴィクセンが埋めておいてください!」
「ちょ、おまっ…!私に二倍働けというのか!」
「当たり前です!私はザルディンとともに行動するので、そっちはそっちで勝手にやっておいてください!」
「そうはいかん!!ゼムナスに何を言われるかわかったものではないぞ!!」
「あんな牛知らないです!!離してください!引きちぎりますよ!?」
今にも闇の回廊の中に入ろうとするゼクシオンを、ヴィクセンが体を張って止めるが、本気になっているゼクシオンの力は思ったよりも強く、本当に引きちぎられるのではないかと、不安が汗となって頬を撫でた。
ぶぉん、という空気を切り裂くような音が響き、闇の回廊が真っ二つに切られ、煙のように消えた。
急な出来事に、ゼクシオンだけでなくヴィクセンもあっけにとられていると、愛用の武器を手に持ったレクセウスが二人を見下げていた。
「……勝手なことを、言うな」
「レ、レク・・・」
「これは任務だ。わかるか?」
「は・・・はい、スミマセ・・・」
ゼクシオンの暴挙に耐えかねたのか、明らかに青筋を立てているレクセウスがゼクシオンにそう一括すると、ゼクシオンはしゅん、と、肩を縮こまらせた。
普段起こらない人間を絶対に敵に回したくないと、心に刻み込んだヴィクセンであった。
*******
レクは怒らすと怖い。
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羽衣
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ゲーム、絵、妄想(ぇ
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ゲームが大好きな現役腐女子(ぇ
生え際フェチであり、なぜか好きなキャラが29歳に偏る・・・。
とことんマイナー好きなので、どん引きされるのはしょっちゅう。
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