2009'07.07.Tue
こんばんは羽衣です。
バトンは…また明日で(こいつ駄目人間だ
今日は七夕!ということで!!
リハビリもかねて、逆裁4の成歩堂家族で七夕ネタを。
ほのぼのが!いいと!思うよ!!(←
「パパ!パパ!!みてみて!折り紙で作った織姫様と彦星様だよ!」
「はは、みぬきは工作の才能もあるんだな」
「みぬきちゃん!!それ俺が作ったやつ!!」
俺がみぬきちゃんにせがまれて作った折り紙製の織姫様と彦星様を、さも自分が作ったように成歩堂さんに見せたみぬきちゃんに異議を唱える。
みぬきちゃんはぶー、と頬を膨らませて、「異議は却下します」とか言い出した。
それはないだろう!
「まあまあ、オドロキくん。細かいことは気にしないの。せっかくの七夕なんだから」
「そうですよー!細かいことを気にするとシワが増えますよ!」
「余計なお世話だよ!!」
びしっと、指を突きつけてそう言えば、成歩堂さんとみぬきちゃんは「怒らない、怒らない」といって笑った。
…本当に、この親子は俺をからかって遊ぶのが好きだと思う。
悪趣味だ…
「ま、それはそうと…はい、オドロキくん」
「…なんですか」
「短冊だよ、短冊。七夕といえば、短冊に願い事、かかなくちゃ」
そう言って、俺に赤色の短冊を押し付ける。
もう短冊に願い事を書くような歳でもないと言ったのだけれど、この人が俺の意見など聞くはずも無い。
みぬきちゃんはもうすでに、水色の短冊にノリノリで願い事を書いているし。
もう、仕方が無いなぁ、と、溜息をつきながら、成歩堂さんから短冊を受け取る。
初めから素直に受け取っておけばいいのに、とか聞こえた気がするけれど、全力で無視をした。
「…そういえば、成歩堂さんはもう書いたんですか?」
「うん。もう笹につるしたよ」
「…はやいですね。流石というか……あ、願い事何書いたんですか?」
なんとなく、ただの興味本位でそう聞いてみたのだけれど、成歩堂さんは笑うだけで、言ってくれる気配はない。
言いにくい願い事なのだろうかと思っていたら、「気になるなら、早く願い事書いて見てくればいい」と言われて、それもそうだと思って、適当に思いついた願いを書いた。
『これからも健康で居られますように』
我ながら安直な願いではあるけれど、現実的でとても大切な願いだと思う。
俺はその短冊を持って、笹が立てかけてある玄関に向かった。
沢山の水色の短冊(殆ど…っていうか、全部みぬきちゃんのものだ)に混ざって、真っ青な短冊が高いところで揺れていた。
ああ、これが成歩堂さんの短冊だ。
そう思って手を伸ばして、それを見える位置まで引き寄せる。
(…あれ?)
けれど、その短冊には何もかかれていなかった。
(…どういうことなのだろう?)
不思議に思いながら、自分の短冊を笹に引っ掛け、リビングに戻る。
そこで、みぬきちゃんとすれ違いになった。
「…成歩堂さん」
「やあ。見たんだね。僕の短冊」
「…ええ。何も書かれていませんでした。どうしてですか?」
素直に思ったことを口に出すと、成歩堂さんは笑って俺の頭を撫でてきた。
「成歩堂さん…誤魔化そうとしてますね」
「あ、わかる?」
「わかりますよ!質問に答えてください!」
びしっと、異議有り!のポーズで言えば、はいはい、と呆れたように笑って成歩堂さんが俺を引き寄せる。
『 』
・・・・ああ、と、俺は納得した。
何故、成歩堂さんが短冊に願いを書かなかったのか。
なるほど、たしかに成歩堂さんらしい。
「みぬきには、ナイショだよ」
「わかってますよ」
貴方の願いを彼女に言ってしまえば、きっと彼女は怒るでしょうしね。
『僕の幸せがすべてみぬきの幸せになりますように』
それが、貴方の願い。
**********
ひっさびさに書いたら口調わすれてたーっ!!(←
成歩堂家族はほのぼのしててとても可愛いです。
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生え際フェチであり、なぜか好きなキャラが29歳に偏る・・・。
とことんマイナー好きなので、どん引きされるのはしょっちゅう。
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