魔法が使えたのならば、

こんばんは、羽衣です。

ハリポ映画やってますね～！
いやあ、大好きなので嬉しいです。
親世代万歳。
リーピン萌え



さて、本館をいい加減更新しろよ馬鹿野郎という感じなので、口調を思い出すためにリハビリがてらこっちで逆裁小説をちまちま書いていこうと思います。


とりあえず、オドニット。
オドロキくんすごく書き易いですからね。
ニットの練習しなくては。
あと、小説の表現練習もしなきゃー

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魔法が使えたなら。
誰もが一度は、考えることだろう。

それは現実離れした考え。
ただの現実逃避。
そうとはわかっているけれど、思わずにはいられない。


俺が魔法を使えたら
そんな力があったなら
貴方を救うことだって、出来たのだろうか。

貴方の胸に輝いていた向日葵を、今この時までそこにとどまらせることができたのだろうか。


（成歩堂さん、）



貴方は強い。
強いからこそ、俺が不安になる。

いつかそれが崩れてしまった時
俺は、いったいどうすればいいのだろうか。


そばに居て、励ませばいい？
一人にしていればいい？


（どっちにしろ、俺には何もできない）


ただ気休めに優しい言葉をかけたって、逆に貴方を傷つけるだけ。
一人にしているのだって、そんなのはただ、逃げているだけだ。

どうしようもない。
どうにもできない。
ただの、ちっぽけな一人の人間。
貴方を助けることすらできない。


だから、俺は
魔法が使えたら、なんて、
そんな非現実的なことを思うのだ。


（俺の卑怯者）




「オドロキくん、どうしたんだい？浮かない顔して」



そう笑う貴方の顔が、本物ではないと知っていながら




（何もできない、自分が憎い）