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日々のぼやき

羽衣のくだらない日常や、小ネタなど。 拍手返事もここで。

2024'11.14.Thu
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2008'03.02.Sun
今晩は、羽衣です。


今日、すごく叫びたい気分だったので、友人引っ張り出してカラオケに行ってきました。
もちろん叫んできましたとも!
のどがやられるほどに叫びました。

初代デジモンは神だということがよくわかりました(←


とりあえず、今日は前に言っていた、
「私が勇者で、3を倒す夢」
をまとめて小説チックにして書いてみたいと思います。

大まかな流れはメモしてあるので、たぶん合ってるかと思います。
最終的には23ですが、鬱な上に死にネタなので苦手な方はお気を付けください。


ちなみに、私はこの夢を見ている時に泣いていたらしいです。
朝起きたら目に涙が大量に流れていたので。

・・・・すごくびっくりしました(笑




















雨が降っている


冷たい、雨が



















俺の目の前には、汚い黒い塊が、

その大きな体を丸めて、痛みと苦しみに呻きながら雨に打たれていた。


コイツをこんな状況にしたのは
まぎれもなく、俺だ。

理由は簡単。

コイツは悪者で、俺は勇者だったから。
ただ、それだけだ。

戦う理由など、それだけで十分だ。
目的が、思想が違うから、戦う。
それはずっと前からやってきたことだ。

どちらが正しいかなんて、そんなものは俺にだってわからない。

間違っているのは俺かもしれないけれど、
そんなことを気にしていられるほど、俺はできた人間ではないのだ。


けれど俺は、苦しそうに呻くコイツにとどめをさすことさえできない、臆病な勇者だ。

・・・俺が手を下さなくても、コイツはいずれ消える。
こいつらノーバディーは、そういう存在だからだ。


いらないから、消える。
ただ、それだけ。
それが早く訪れるのか、それとも遅いのか…
それだけの違いなのだ。



「行こう、二人とも」



俺は仲間たち二人にそう言って、歩き出した。

もう見ている必要もない。
コイツはもう動けないのだから。




「・・・・・情けを・・・・かけ、た・・・・つもり・・・・か・・・?」




今にも雨音に飲まれてしまいそうなか細い声を聞き、俺はゆっくりと振り返った。

顔だけを地面から上げて、
あいつは俺を睨みつけていた。

肩が大きく上下に動いている。
そうとう苦しいはずなのに、なぜそこまでするのだろうと、俺は不思議に思った。
何もせずにそこでじっとしていたほうが楽のに。



「・・・・別に。同情してるわけじゃない」
「なら・・・・ひとおもい・・・に・・・・・消せ・・・」
「断る。お前に命令されたくない」



きっぱりと俺がそう言い放つと、奴は笑った。
背筋が凍りつくほど、冷たい笑顔だった。



「・・・そう、か・・・なら・・・・・・・」



そう奴は呟いて、地面から一本の槍を取り出した。

まだ、こいつは戦うつもりなのだろうか?
こんな体で。
勝てっこないのに。


冷めた目で、俺は奴のそんな無駄なあがきを見ていた。




すると。

奴は、俺にその槍の矛先を向けた後、

にやりと笑って

自らの胸に突き立てた。






悲鳴もあげず、奴は突き立てた槍を抜き、またその場に倒れこんだ。
今度は、ぴくりとも動かない。


地面が、赤く染まっていく。


けれどそれも一瞬で、
たちまち雨でその赤は流されて行ってしまった。

奴の体からはまだ赤いものが流れているけれど、
流れるたびに、雨がどこかに流していく。






その光景はまるで


コイツが最後に流したものさえも


世界が否定しているかのように見えた







俺はそれ見ていられなくて、地面を蹴って走り出した。
仲間は驚いた声を上げて、俺のあとをついてくる。


・・・なぜ、あいつは自ら存在を消したのだろう。
それが理解できなかった。
なぜ、最後に笑ったのかも。



走り去ろうとしたとき、俺の目の前に黒い闇が広がった。

そしてその中から、黒いコートを着た奴らが、次々と姿を現した。


一人が、フードを脱ぐ。

眼帯をつけたその男は、俺を見降ろしてにやりと笑った




「悪いが、ここから先は通さねえぜ。逃げようとしても、無駄・・・・・・」




そこまで言って、その男は俺の後ろのモノに気がついた。

まるで夢を見ているかのような顔をしていた。
ウソだろ、という小さな声が俺の耳に届いたかと思うと、男は俺の横をすり抜けて一直線に倒れている奴の元へ走って行った。


・・・今、俺がキーブレードで奴の背中を打ち抜けば、勝てる。
けれど、俺の足は、地面に縫い付けられたかのように動かなかった。



雨音がいっそう大きくなる。

耳障りなほどに。




眼帯の男は、奴の横でひざをつくと、みっともなく泣きはじめた。

ウソだろ?
ウソだと言ってくれ

そんなことを、壊れた機械のように繰り返して。










あぁ、俺は間違っていたのだろうか?

俺はそう思いながら空を見上げたけれど、

雨はただ水を俺達に浴びせるだけで

答えを教えてはくれなかった。
















これは


間違いでも


正解でもない



ただただ、残酷な


雨の日の悪夢













****



と、いう夢を見たのです。

マジです。
私は勇者の視点でした。

本当は3と闘うところから、2が3を抱きかかえてソラに叫ぶところまであったのですが、
全部書くには長すぎるので、ここを抜き取ってみました。

朝起きて泣いているのに気付いた時は、相当びっくりしました。
っていうか、どうせ23の夢を見るなら、もっと明るいやつがよかった・・・
なんで死にネタなんだ・・・・orz



では、とりあえずこの辺で。
また明日お会いしましょう。


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羽衣
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ゲーム、絵、妄想(ぇ
自己紹介:
ゲームが大好きな現役腐女子(ぇ
生え際フェチであり、なぜか好きなキャラが29歳に偏る・・・。
とことんマイナー好きなので、どん引きされるのはしょっちゅう。
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